自動車保険(任意保険)は単年契約と長期契約の2種類
自動車保険の保険期間は原則として「単年契約」なので、更新を1年ごとに行うのが普通です。
あまり一般的ではないですが「長期契約(複数年契約)」もあります。長期契約の場合は更新は2~5年スパンでなされます。同一の保険料と保証内容が数年間継続するのが魅力です。
自動車保険単年契約のメリットとデメリット
「自動車保険を1年ごとに改善できる」というのが単年契約の最大の魅力です。
ここ最近、損害保険業者同士の競争が激しくなっていますので(ロードサービスを取り入れる、割引制度を充実させるなど)、「1年ごとに保険業者を見直すことの意義」がどんどん強くなってきています。
また、保険期間内に等級がアップしていったり、ゴールド免許に更新させたり、される見込みがあるとすれば、保険料が毎年ダウンしていくという利点もあります。
単年契約で毎年自動車保険一括見積もりをすることで、自動車保険見積もりプレゼントをもらうことができるのも大きなメリットですね。
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ただ、ゴールド免許からランクが下がったり、交通事故を発生させて等級をダウンさせたりすると、次の更新の際に保険料が高くなってしまうかもしれません。
特に単年契約の場合は、3年間は「事故有等級」になってしまうので、交通事故を発生させてしまうと、保険料がその先3年間は激増してしまいます。
自動車保険複数年契約のメリットとデメリット
自動車保険を複数年契約にした場合は事故を発生させたり、免許のランクが下がったりしても、保険料が変わりませんし、加入時から続く割引があるならそれも継続します。
複数年契約となると、1年ごとの見直しができなくなるというデメリットがありますが、大半の保険業者は「複数年契約の場合は中途解約手数料0円」というシステムを取っているので、実際にはあまり問題にならないはずです。
ただし、1年単位での契約は続くので、3年契約の2、3年目に差し掛かる時期に見直してみると良いでしょう。
特に40歳以上になったり、ゴールド免許になったりすると保険料が激減する任意保険も存在するので、一括見積もりサービス等によって、よりお得な保険業者を探してみることをおすすめします。
ちなみに、複数年契約の料金を契約の際に一度に払うことも可能ですが、通常通り1年ごとに支払っていくこともできます。
また、会社に所有権がある事業用の自動車や、営業用の個人事業主の自動車に関しては、経費で落ちますので、税理士などと相談しながら、税金的に有利になるように調節しましょう。